もっとも一般的な高級アルコール系 [高級アルコール系洗浄剤]

現在、一般的に幅広く流通購入されているシャンプーは、「高級アルコール系」シャンプーと呼ばれ、陰イオン(アニオン系)界面活性剤のものです。

このシャンプーは、泡立ちがとても良く、洗浄力も強いのが特徴で使い心地がよく、最も多くの人に使用されているシャンプーで、大量生産しやすく値段も安価なものが多いので、薬局やドラッグストア、スーパーなどで簡単に購入することができます。

「高級シャンプー」なのに、安価にできるのはなぜ?というような疑問が浮かんできますが、これは、「高級」という意味が「高品質」「高価」ということでなく、炭素数が多いから「高級」と呼ばれるのです。

ちなみにこの炭素は自然界に存在している成分で、この炭素数が多ければ多いほどシャンプーの泡立ちがよくなり、洗浄力もアップします。

ただここまでくれば、安くて使い心地もよく、どこでも買えることから、文句のつけようのないシャンプだと思われるかもしれませんが、実はデメリットもあるんです。

頭皮や髪への刺激性と強すぎる洗浄力

高級アルコール系シャンプーでは「ラウリル硫酸」や「ラウレス硫酸」などの界面活性剤が洗浄成分として使用されており、肌の弱い人は湿疹やかぶれなどの皮膚トラブルを起こす可能性があるんです。

特に、特にラウレス硫酸塩類は、アレルギー反応を起こす恐れのある有刺激性成分として、一昔前では薬事法により成分表への記載が義務付けられる表示指定成分とされていたんです。
もっとも現在では薬事法も改正され、すべての成分が表示されるようになっています。

ですので、高級シャンプーは、その洗浄力があまりに強すぎるため、頭部の保護に必要な皮脂まで除去してしまうことがあり、乾燥肌の人には向きませんし、皮膚の弱い人は、大きなダメージを受けてしまいます。

また、高級シャンプーは洗い上がりがとても心地よく、この心地よさを出すために配合成分にシリコンなどが使われています。

このシリコンには、毛髪をコーティングする作用がありますので、髪を洗った後は、サラサラ、ツルツルで指通りがとてもいいのですが、そのコーディングも永遠には持ちませんので、次第に剥がれ落ちていくきます。

そしてコーティングの剥がれてしまった髪の上から、さらにシャンプーすることによりコーティングされるので、髪が凸凹になっていきます。

シリコンは、使い心地や使用感をよくするためだけの感触剤なので、根本的な髪質改善にはなっていないのです。


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